投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。
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言いませんね、ええ。
こないだ『アヒルと鴨のコインロッカー』『重力ピエロ』/伊坂幸太郎
の映画を見ました。
原作はどっちも読んだけど、『アヒル~』の方はすっかり内容忘れてたから、新鮮でした。忘れてばっかりやな。
面白かった!どっちの映画も、好きな役者さんがいっぱい出てたし。
『アヒル~』ではボブ・ディランの「風に吹かれて」という曲が重要な意味を持ってて、作中で何回も流れたり歌ったりするからすっかり耳から離れなくなりました。
いわゆる「音楽界のスター」が歌う「名曲」たちを、私はほとんどまともに聞いたことがないので、「風に吹かれて」もディラン自体も初めて聴きましたが、これ、いい曲ですねえ~しみじみ。
てことで早速CDを借りに行ったのに何故か晩年の頃のアルバムしか置いてない。
聴きたかったのは若い頃の曲なんだけどなあ。仕方ないのでyoutubeで聴き漁る。柔らかくて、優しい声。
もちろん、いいおじさんになってからの声も老成した独特のしわがれた渋い声でそれはそれでとても素敵なんですが。
なんか、ちょっと洒落た小さな飲み屋とかで、興が乗ったらひょいとギターを取り出して歌い始める気の好い常連さんって感じ。あくまでイメージです、妄想。
あったかくてかっこいい(←これ重要)歌声です。
皆も気が向いたら聞いてみるといいと思うよ、冬の寒い時に合いそうだもの。
映画の話じゃなくてボブおじさんの話になってしまいました。
出会いって大事。
わぁ。はちがつになっちゃったよ。
珍しく「夏休み帰省したら遊ぼう」と言ってくれてた子の提示した日にちがお盆とドンかぶりで確実に行けなくなってはぁ~あとなった昨日。
今日は水戸駅に近いところでバイトでしたが、確実に「それ」とわかるお客さんが何組か来て、密かにくぅーーぅらやまし!となってました。
「限定Tシャツ」「パスポート代わりに腕に巻くバンド」「日焼けした顔」「スポーティーな装い」
はい、今日からRIJなんですよね。
ロッキンジャパンフェス!!!
毎年なにかとチャンスを逃して行けずじまいの憧れのイベントです。
今年も案の定それどころじゃなくて、三日間稽古とバイト漬けの日々になってるわけです。
こんなに近い所にいるのに、とっても遠く感じるよ。
いいなぁいいなぁ。
したら家帰ってテレビつけたらNHKで「ロックの学園」なる番組やってた。
校長が故・忌野清志郎、講師陣は怒髪天の増子さん始めいろんなロッカーたち。さわおさん出てたのか!!
んーーー。最近離れちゃっててなんも詳しくないけど、やっぱ楽しそうやなー。と思う。
RIJ行った人の自慢話なんて別に聞きたくないもん!
ストファイっていう深夜番組をご存じでしょうか。
高校生のアマチュアバンド達のオーディションとかライブイベントとかの番組…だと思うんです、たまにしか見ないのでよくわかんないけど。
まぁ、そのたまにしか見ない番組のことを書くのもなんなんですけど。なんか特に注目されてるバンドで「S.R.S」だったかな、そんな名前の人たちがいて。
ちょっと良さげ。
なんでも、今度映画化される伊坂幸太郎の『重力ピエロ』の主題歌になるそうで。
重力ピエロは伊坂作品の中で確か最初に買った本なのでなかなか感慨深いです。しかも主演は加瀬亮。この人結構好きなので。気になるー。
やっぱいいね、バンドって。
高校男子バンドの8割は女の子にモテたいがために始めた奴らだという偏見を持って揺るがない私ですが(笑)、こういう番組に出てる人たちは男の子も女の子もカッコイイし楽しそうで羨ましくなります。夢中になれることがあるのは素敵ですね。
話変わりますが、先日、突然無性に堺正章の「さらば恋人」が聞きたくなってyoutubeで検索しまして。
その他「街の灯り」とか西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」とかいろいろ聞き漁った揚句、何を血迷ったか「堺正章ベスト」と「山口百恵ベスト」をamazonで買ってしまいました...
何、この典型的な衝動買い。自分でもびっくり。
んーでも、好い曲なんですよ。
次は昭和路線で行こうかな。
うっふっふ。
買ってやったぜ!
COLDPLAY『VIVA LA VIDA』
ぜったいに、かっこいい、に違いない。
って思ってたくせに今まで一つも音源持ってなかった。もったいない。
まぁこれも衝動買いなんだけど。
VIVAって、ヴィヴァって、「ウ」に濁点なのはわかるけど、
なぜパソコンで変換すると「う」に濁点、にはならないんだ。
ケータイでも同じだった。カタカナにしかならない。
なんでー?外来文字(?)だからカタカナ表記しかしないってか!ひらがなはお呼びでないってか!どうでもいい!
ほんとは、ふらんつふぇるでぃなんどの新アルバムが出たから思わずCD屋さんに入ったんだけど、違うの買って出てきちゃった。まいいさ。
あ、あと、ひさびさにホント数か月ぶりにろっきんJAPAN読んでみたら、
syrupの、がっちゃんが、五十嵐隆が、新バンド結成してた!4ピースしかも女の人が二人いる。
気になるー。
バンド名「犬が吠える」…なんでもよかったんだけど、犬って、吠えるよなあ。って思ったから。だって。
てきとー(笑)
アンタ音楽ばっかり聴くのもいいけど、ちょっとはおベンキョしなさいよ。
って母親に昔言われた気がする。
…そうだ、そろそろレポート地獄だ。
今、手帳見てみたら目を瞑りたくなりました。
早めに取り掛かれるのが、良い子なのよね。
夏休みの宿題を踏み倒した子に、それができるかしら。
今月で閉店するびっくりドンキーに名残惜しみに行き、無理してデザートも詰め込んだ。
満腹の、限界を超えそうだ。
うん、もう、おもいのこすことはない。
店内でかかってたBGMは、ビートルズでした。
THE BEATLES。
あの、すごく有名な人たち。
ベスト盤しか聞いたことのない私にはびーとるずについて語れるほどの知識なんぞ毛ほども無いけども。
「好きなバンドは?」と聞かれて、
「ビートルズ」って答える人を見たことがない。
音楽雑誌に載ってる有名人も、身近な音楽好きの友人も。
だって、そんなの当たり前じゃない。ってことか。
Q.「好きなバンドは?」
A.「(ビートルズは言うまでもないから、その他で言えば)レッチリとかですねぇ。」
みたいな。
もしくは、圧倒的な存在感が当たり前のように意識下に溶け込んでいるから、あえて好きも嫌いも考えないとか。
良い例えが浮かばないけど。
もしも「嫌いだ」なんて言う人が居ても、「マイノリティ気取ってるー」とか思われちゃうんだろうな。
どうでもいいけど、英語ってカッコ良く聞こえちゃうんだよなあ。
だって
She loves you,yeh,yeh,yehって
あの娘はお前のこと愛してるんだぜ、イェーイェーイェー!だよ。
日本語じゃなくて、良かった。
・読んだ本
『コールドゲーム』/荻原浩
「人が死なない」と言えば荻原氏。荻原氏と言えば「人が死なない」
と思ってた。
実際、今までに読んだ『神様からひと言』『オロロ畑~』等々は、ほのぼのしてて。
「悪い人」もほんとは悪人じゃなくて、ヤクザも誘拐犯もみんな人間味ある温かさで。
でも本書はまず、設定からして薄暗い。
高校生の主人公の、中学時代のクラスメートが次々と襲われて怪我をしたり酷い目に遭う。
犯人はどうやら、その中学時代にいじめられていた男子生徒らしい。
見せしめのように一人ずつ、でも確実に復讐は続いていく。
死ぬほど苛め抜いた奴には死ぬほどの痛みを...
「いじめはいけない」とかいう単純な話ではなくて。
自分ではそんなつもりは無くても、知らない間に誰かを傷つけてたりすることがある。
自分にとっては良い人でも、誰かにとってその人は憎むべき対象であることも。
自分には出来ないことを誰かに勝手に期待されて、出来なければ勝手にがっかりされたり。
自分の力ではどうしようも、避けようもないことって結構ある。
それが運悪く、陰湿で執拗な黒い感情の捌け口の対象にされることも。
エンディングは、ちょっとスッキリしたハッピーエンド風だけど
いろいろ考えれば考えるほど
うわー人間こわー
とか思ってしまうようなお話でした。
暴力の描写が詳細なシーンは、やっぱり苦手です。
荻原氏、この他にももう一作、どす黒い話を書いてるみたいです。
『噂』というやつ。読むか読まざるか…