投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。
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バイト先にて
ココロの刺身を食す。=豚の心臓を、生で喰う。
その日のうちにシメたものは、生でも大丈夫なんだそうな。
昔、白雪姫を殺してその証拠を持ち帰るよう命令された狩人は、姫を逃す代わりに豚の心臓を献上した。
童話の常識で考えれば、王妃はそれを食したに違いない。
小さい頃は、そんなこと、考えるだけで恐ろしかったのに。
王妃と同じものを食べる。
ただし純粋に、味を楽しむために。
この店では、そんな経験が多々あるよ。
慣れと言うのか麻痺というのか。
都会っ子は海の中をアジの開きがそのままの形で泳いでると思ってる、なんて嘆く前に自分も似たようなもんだと思わされる。
子供の時は、魚の骨を食べたらそのまま体の中の骨にくっついて、自分の一部になるんだと信じてた。
そりゃ実際、眼で見てないんだからわかんないよなー。
実家に居たとき、シリアルに牛乳をかけて食べてたら父に「なんだその犬の餌みたいなもんは」と言われた。
その時は結構腹が立ったけど、田舎育ちで蜂の子や木の実をおやつ代わりにしてた父にとっては、そりゃドッグフードか何かみたいに見えるわな。
現代人は、死んでもすぐには腐らないらしい。普段から保存料やら添加物だらけの食物を摂ってるから。
マクドナルドが犯している最も重い罪は、子供の味方のフリをしていることだという。
それでもなーそれでもなー!!
甘んじてしまうのは環境のせいと言ってはだめかしら。
だって屠殺の現場なんて、見ようと思って見れるもんじゃないだろうし。
シリアル大好きだし。
腐りもんばっかり買ってたら消費できないし。
何が言いたいのかわからんくなってきた。。。
まあとにかく、バイトしてから少なくとも感覚が変わったということ。
それが良いことか悪いことなのかは、わかりません。