忍者ブログ

投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。

    

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

どういうわけか、今日は六時からバイトだと思い込んでた。
四時半ごろ、ふとシフト表を見直すとそれは明日の予定だったことに気づく。

うーわー朝からそのつもりだったのに。体調芳しくないまま憂鬱に過ごしてたのに。

今日はこの冬一番の寒さだったそうですね。

家に閉じこもってやったぜ!へへん。


そしたら、実家から荷物が届いた。
餅とサツマイモがいっぱいあるから、片付けてくれと。

まあそれはいいんだけど。

実家を出る時、サツマイモ、そんな多くても困るから五本ぐらい貰ってくわ、って言ったはず。





いち、にい、さん、し.........じゅう...ご。


15本。



食えるかい!


「おかげで片付きました。」って!



くそぅ。やられた。

まぁさっそくオーブンで焼きましたけど。んまかったさ。


もちと、イモ。なんともすてきな冬ごもり。






久しぶりに…

・読んだ本
『リミット』/野沢尚
500ページに及ぶ長編作。
警視庁捜査一課に勤める婦人警官が、連続幼児誘拐事件の捜査中に自分の息子も誘拐される。「警察に助けを求めれば息子を殺す」「内部の情報を犯人側に流しているスパイが身近にいる」状況で、彼女は誰にも助けを求めることもできず、警察までも敵に回して一人、犯人に対峙する。

普段あんまり、こういうスリル・サスペンス・アクション系のものは読まないけど、野沢氏の作品ということで気になったのと、量的に帰省の移動中にちょうどいいかと思って。

描写の情報量が半端ない。この人は元警官だったんじゃないかと思うぐらい。
警視庁と県警の軋轢や組織内での人間模様。幼児売春や臓器売買の実態、アジア諸国の犯罪グループや誘拐犯との知能合戦。
先が読めないスピードで、でも一人一人の動きが意味を持って説明されてて。
容赦無い犯人の行動や臓器売買の話なんかは、残酷で黒くて読んでてどうしようもない気持ちになった。
結果的には、事件解決、でしたが。人、死にすぎやって。
犯人グループは全員死亡。誘拐された幼児も生存は正確には確認されないまま。
ここまで人間を汚く描けるものなのか。壊れていく過程や狂気を、見ようによってはある意味正当化させているかのような見せ方。
対照的に、母親の死に物狂いの強さもドスンと来る。
人と、人と、人と。映画に憧れて人を殺す人も、子を守るために敵を殺す人も、善いとか悪いとか単純な線引きはできなくて、そんな集まりの中で人は生きて、殺されて。
あまりに生々しくて、これ実話なんじゃないかと途中で勘違いしそうになった。
一本の映画を見るのと同じくらいの臨場感と迫力でした。


ぁー。疲れたー。

PR

Post your Comment
Name
Title
E-mail
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
Trackback URL
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[03/23 晴]
[03/23 ゆい]
[07/11 晴]
[07/10 ゆりか]
[07/09 晴]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
Script:Ninja Blog 
Design by:タイムカプセル
忍者ブログ [PR]