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投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。

    

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健康的な時間に寝れることの幸福よ
と思ったら、さっき変な時間に寝ちゃったから結局眠れやせん。
だから久しぶりに更新。



夏公演が終わりました。

8月14日、毎年この時期は「観る」側だったのに、今年は自分も「出る」側になれたこと。
慣れた自分のサークルとは違う、知らないことだらけのところに「客演」で参加したこと。
総勢14人というキャストの中で、共演したことのある人が一人もいなかったのに、演出やスタッフも含めて大勢の人と仲良くなれたこと。
冗談で「ええ、どうせ部外者ですから」と言えるほど打ち解けられたこと。
公演直前になると死ぬほど忙しくなって、初めての0時間睡眠や二日連続ほぼ徹夜という自分の限界に挑戦できたこと。
夜中や朝方に作業しながら、お互いにポロポロと本音トークが出て、距離が近づいたこと。
近寄りがたいと思ってた人が実は笑いのセンスが似てて、相乗的に盛り上がれたこと。
深夜テンションでスイッチ入って暴走したら、周りの人がノってくれたり止めてくれたり結局爆笑したり、ワイワイやれたこと。
そのせいで寝坊して遅刻したのに、皆が優しくしてくれたこと。…これはごめんなさい。

どれもが貴重な経験で、振り返ると長かったようなあっという間だったような、不思議な感覚。
でももう終わっちゃったんだなと思うと、すごくさみしい。

芝居そのもの云々よりもいろんな人と仲良くなれたこと自体が収穫でした。
だって最初はほんとに、絶対無理やわ~自分ここの人たちと上手くやってく自信ないわ~知らん人怖いわ~
とか思ってたのに。
ここだけの話、正直、言っちゃいますと、自分とこのサークルよりも楽しかった。
たぶんそれは、「客演」だからスタッフの件に関してはあんまりプレッシャーが無かったせいかもしれない。
もちろんピリピリしたり空気が悪くなったりトラブル発生したりと、良いことばかりでもなかったけど。
でもほんとに楽しかった。


てか芸館ってすご!
今回の上演場所は水戸芸術館という立派な劇場だったんですが、今までは学校のただの部屋でしか芝居したことなかったので、その立派なつくりを裏から見れてひたすら感動してた田舎もん。
だって楽屋があるしハリウッド女優専用みたいな照明付き鏡だし舞台裏にトイレあるしモニターで客席とかチェックできるし...!
女子楽屋で女子トークをして異様に盛り上がったのもイイ思い出。


肝心の芝居の方は。

セリフ噛んだ。舞台裏で、自分より前に出番があってセリフ間違えた人のことをふざけてからかってたら、自分も失敗したっていう。
ごめんなさいーーー。
でも同じようにミスをした役者さんたちが、本番中に舞台裏で次々と演出に謝っていた光景はおもしろかった(笑)
極度の緊張で小動物並みに心拍数が上がって、膝が震えてしまった。
ほんと、本番って何が起こるかわかんないですね。
上手くできたところ、あんまりしっくりこなかったところ、他の役者さんのアドリブにヒヤヒヤしたり助けられたところと、いろいろありました。
アンケートを見る限りでも、良い悪いの意見は様々でしたが、果たして少しでも多くの人に見て良かったと思ってもらえただろうか、そしてそうだとして、自分は貢献できただろうか。
気になるので、ぼちぼちお客さんたちから感想を聞かせてもらおうかなと目論んでいる。


お芝居が楽しいです。
する度に、もっとやれたはず、もっとこうすればよかった、とか反省したり後悔したり
作業でへろへろになってもう疲れた、と嫌になったり苦しかったり
でもやっぱり、またやりたいって思うのは、演技が楽しいのかもしれないし人と関わるのが楽しいからかもしれない。いずれにしろ、過程を含めて、お芝居が好きなのかもしれない。
「かもしれない」ばっかりで曖昧だけど、ときどき怠け心が出る自分を見てると、断言するのはまだちょっと怖い。



だけど


うん、

個人あての話になってしまいますが

今の自分のベクトルは、お芝居に向いています。
バンドや音楽に夢中だった時期やサッカーばっかりしてた時期はそれが自分にとっての一番だったけど
正直、今は今の自分がやりたいこと以外に、あまり時間を割くつもりがないです。
ごめん、前から自分の中ではわかっとったことなんやけどな。
こっちに来てから、ほとんど実家に帰ろうとせんのも、実家や地元で強くやりたいと思うことがないから。
いつものメンバーに会うことが一番の目的で、でも「会う」ことはあくまでも「友達と会う」感覚であって、「バンド」の感覚ではないんよ。思い出話は懐かしくて楽しいけど、これからまた、とは思ってないです。
そんなこと言ってしまったらものすごいがっかりされてしまうだろうな、とか悲しませるか怒らせるかしてしまうな、と思って怖くて言えんかった。
でも、今の家にはギターもないしあのベースも知り合いに貸してしまいました。
物理的や距離的にどうのこうのの前に、精神的な部分で私はもう、離れてしまったことをわかってほしいんよ。
これから先どうなるかは、そりゃ誰にもわからんけど、とりあえず今は、そういうこと。
今度また飲もう。

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