だるまさんは転べない

最近、いろんな所でいろんなタイミングで、いろんな人からいろんな話を聞きます。
最近に限られたわけじゃないけど、なぜか特にこの頃、そういうことが多いです。
季節柄？わかんないけど。

きっとみんな誰でもいいから誰かに話したくて、たまたま私がそれを聞いても良いポジションやタイミングにいて、とにかく吐き出したいから話すみたいで。
いろんな気持ちを、いろんな言葉で。

別に私は気の利いたコトが言えるわけでも銀座の母でもないので、
「はぁー」とか「へー」とか「ほー」とか「うひゃー」とかの相槌を打つか、自分の感想を述べるくらいしかできないんですが、
暑さの余韻が残る夕方に、綺麗な空を眺めてたらそりゃ黄昏たくもなるもんさ。

「表情」ってのは字の通り「表」に出してる感情なのであって、それだけがその人のすべてだと思いこんじゃ何にも見えないよってこと。それはそうなんだけど、なかなか普段はそこまで考えられないんだよな。
あ、この人こんなこと考えてたんだ、とかあの時のあれはこういう意味だったんだ、とかいろいろ気づく。
気づいたところでどうにもできなかったり、むしろ知りたくなかったりすることも無くはないんだけど。

飄々としてたり強がってたりする人だって頭もんもんして泣きたくなることもあったりするんですよね。
それは周りが知らないだけ。それは自分が知らないだけ。
そんなこと考えると、クサイこと言うけど人間って愛おしいもんだと思えなくもないじゃありませんか。
愛とか恋とか人生だとかを、知ったげに語る人の言葉なんてそんなに聞かなくていいよ。それはその人だけの経験談でしかないんだから。参考までに知るくらいにしときなよ。



どうでもいいけど、バニラアイスはスーパーカップのチョコクッキー入りのやつが死ぬほど美味しいよ。
束の間だけど無心で幸せになれるよ。たまには自分に甘くして、ご褒美をあげてください。
明日からじゃなくてもいいんよ、また頑張ろって思ったときから頑張ればいいの。
人間の身体って、人間が自分で思ってるよりも案外強いらしいよ。