投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。
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すごく、ものすごーく好きだった絵本があって、でもタイトルが全然思い出せなかったんですが、
今日ネットでやっとこ見つけました。
『でんでら竜がでてきたよ』作/おのりえん
長崎には、昔から伝わる歌があるそうで。
「でんでらりゅうば
でてくるばってん
でんでられんけん
こられられんけん
こんこられんけん
こられられんけん
こんこん」
響きとかノリとか、まあそんな感じでしょうか。(失礼)
意味は、まあ解釈もいろいろあるようなので置いといて。
この歌を基に作られたんでしょう。
女の子が紙に描いた卵の絵から、竜の赤ちゃんが生まれて紙から抜け出してきて、一晩で大きく成長するお話です。
紙でできた竜なので、「ミルクの入った哺乳瓶の絵」で大きくなり、歯が生えてからは「赤い紙を丸めたリンゴ」を食べたりします。
そんな描写が楽しくて、もう何度読んだことか。
久し振りに思い出して懐かし嬉しくなったのでここに記録しときます。
読んだことある人は共感してください。
無い人は読んでみてください。
持ってる人は、ください(笑)
この前、稽古のために行った公民館でぽっかり時間ができたので
そこの図書コーナーみたいなとこで絵本を読んでみたんです。
「オオカミくんのホットケーキ」作/ジャン・フィアンリー
オオカミくんがホットケーキを作ろうとして、近所のいろんな人(赤ずきんちゃんとか三匹の子豚とか)に協力を求めるのですが、ことごとく冷たく断られます。
オオカミくんはほんわかした顔なのに、赤ずきんちゃんたちの顔がすごい邪悪(笑)
で、結局一人でホットケーキを焼き上げたオオカミくんの家に、良い匂いにつられた邪悪な顔のご近所さんたちが押しかけます。
「ホットケーキをよこせ!」と言う彼らを、
オオカミくんは「しょうがないなあ」と言いながら家に入れて、
全員残らず食べてしまいました。
それでも足りないオオカミくんは、ホットケーキを食べて満足しましたとさ。
超シュール!!
思わずニヤリ。
こういうの好きだ。
絵本って、子供向けだと侮っちゃいかんのですよ。
絵本やら子供向けの本やらに
教訓めいたことや躾の何たるかを求めるなんて、ナンセンスつまらんす。
おもしろくて、テンポが良くて、絵が楽しければそれでいい。
↑の本見て、「あ、ホットケーキ食べたい」と思うだけでも大正解。
「困っているお友達は助けてあげよう」なんて思う子は、ただの良い子。可愛くないわ。
「ホットケーキが食べたい時は手伝ってやりゃいいんだな」と思う子は、世渡り上手。
私は絶対ガッコの先生になっちゃいかんと思います。
今度実家に帰ったら、また昔の絵本いっぱい読んでみよう。あわよくば持って帰ろう。
その前に本棚を買おう。
はい、全然関係ないですが明日は本番二日目です。
アクシデントも何もないことを祈ります。
ひたすら無事に終えられることを願います。
セリフちょっと噛むとかそういうことなければいいと思います。
今日の記事は単なる現実逃避です。
今「げんじつ」って打とうとしたら「げんじる」って打ってしまったテイタラク。
明日の夜は雨らしい!それがゲンジル!