投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。
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ただし小説限定。
自宅のプリンターが調子悪い。
パソコンと接続しているコードがダメなんじゃないかと睨んでいるが、よくわかんない。
レポート書いても、印刷だけは学校でするハメに。そんなぁ。
最近やたらと更新率が高いのは、まあこの時期だからですよね。
mixiとか見てもみんな考えること一緒なんだなということがよくわかります(笑)
ただ、毎年思うけど他大学の人はテスト期間終わるの早くないですか?
最悪お盆の直前までレポート締切が詰まってるのってウチの大学くらいなんじゃなかろうか。
早く終われ終われ。
急に焼酎が飲みたくなっても明日はテストだから牛乳で我慢してるなんて涙ぐましいじゃないか。
でも
昨日の夜、やっちまった。
『日輪の遺産』浅田次郎
読破です。
だって読みかけだったんだもんーーーおもしろかったんだもんーーー。
ものっすごい簡単に言うと、
太平洋戦争が終わる直前、負けることを密かに確信していた日本軍は国家建て直しのために用意しておいた資金を、アメリカ軍に見つかる前にある場所に隠すよう、数人の勇敢で聡明な男たちに命令する。
それは開戦直後、マッカーサー政権が隠していたものを日本軍が奪ったという、二百兆円にものぼる財宝だった。
時は流れ50年後の日本、パッとしない二人の中年の男たちがその財宝の秘密を知り、時を超えた宝探しが始まる…
みたいな。でもただの宝探しの話でも、冒険劇でもなかった。
そりゃそうです、人がいて、動いて、生きて死んで、何かが生まれて、そんな話なんだから、そんな単純なもんじゃない。
こんなこと書くのは野暮ですが、浅田氏はめちゃくちゃ頭がイイ人なので、歴史・政治・政府・軍組織・地理などの知識が相当豊富で、描写が恐ろしく緻密。
正直、ちょっと難しくてところどころ分かりませんでした。
その一方で、勤労奉仕に励む13歳の女の子達の会話や思考なんかもすらすら書いちゃう。
実際に会ったことあるはずもない歴史上の人物に、史実だけじゃ絶対にわからないキャラクターと生きたセリフを与えて魅力的な登場人物にしちゃう。
もう、なに、この人。素敵すぎ。
視点が現在と過去を交互に行き来しているので、今の時代と「あの時代」の違いとか時間の経過とかがよく分かる。
率直な感想は...ショッキング。裏切られた。良い意味でもイヤな意味でも鳥肌立った。でも最後は穏やかに読み終えられた。
うん、全然うまく言えないや。
あっ…
もうこんな時間ですか、そうですか。
ま、なにかしら書きゃいいんだよね、テストなんて。二つあるけど。