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投げやりとかじゃないです、決して。 誰でもみんな、思うままに、が理想のはず。

    

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昨日のテレビで(宮川大輔がやってるやつ)北海道のチーズを紹介していたので無性にチーズが食べたくなり、昼に食べすぎたこともあってあんまりお腹空いてなかったので
今日の晩御飯はチーズ各種とロゼにしてみました(単純!)
そう、非常に影響されやすい質なんです。


モッツァレラとかカマンベールとか好きです。王道。
ミモレットってやつが気に入りました。

旨いね!









そんなことはどうでもいいのだよ。

さて。今週も幸いなことに観劇だらけな一週間でした。


ざっくり感想まとめ~!



2/27(日)
チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』

自分の中であまりにもイレギュラーなものだったので、その感想を顔文字で表現してみたいと思います。



開演
(`・ω・´)

直後
(・ω・?)

その後
(´・ω・`)...

そのまた後
(-ω-)

後半
(~_~).。oO

終了
(゜口゜)




でした。

どういう意味かはご想像にお任せしますが、

完全に「芝居」を見る体勢で臨んでいたせいか終始「???」な感じでした。
こりゃ好き嫌い分かれるだろなー、って。
で、自分はと言えば、いかにも「芝居」らしい「芝居」の方が好きだな、と自覚。
理解できないものに出会うと、人間はまず「戸惑い」ますが
その次に「興奮・好奇心」を抱くか「恐怖・嫌悪感」を抱くかは本当に紙一重
なんだろうな、と。



で、その直後に
演劇事務所’99『楽屋』
をハシゴ。

会場に入って客席に座った途端
まさしく「お芝居然」とした舞台セットや空気に心底ホッとしてしまう。わかりやすい自分です。
なんていったってタイトルが『楽屋』
チェーホフの作品『かもめ』の舞台裏という設定、つまり「お芝居のお芝居」

その設定を知ってから
「やべ、『かもめ』知らん!」
と思って慌てて県図書行って戯曲を借りて読んで行った付け焼刃者です。
読んでよかった。初っ端から最後まで、ヒロイン”ニーナ”の名台詞オンパレードでした。
でもたぶん読んでなくても、大役を狙う女優たちの攻防戦とかそれぞれの心理描写とか、生々しくてすごく惹きこまれるお芝居でした。
一歩間違えたらこれホラーにもなっちゃうんじゃないかっていう設定も意表を突かれて面白かった!
正直言うと「楽屋」っていう場所そのものにまだあまり馴染みが無いのですが、
こんな人たちが実際にいるのかも...と思うと妙な親近感というか好奇心というか、
変な感情が浮かんできます。いや実際いたら怖いか。



金曜日(4日)は
狂言師野村万蔵さんとウッチャンナンチャンのナンチャンが主催する『現代狂言Ⅴ』
を見に、ACMの方々と千駄ヶ谷の「国立能楽堂」へ行ってきました。
「能」とか「狂言」とか、残念ながら今まで全く未見の分野で、
たまにテレビでザッピングしててNHKとかで放送されてても「わからん」と素通りしてしまっていたものでした。
それをわかりやすくするために、現代のお笑いであるコントと融合させてしまおう!という試みのこの『現代狂言』
全然難しくなかった!
むしろ「わかりやすく」を最重要視していたせいか「それもういいよ!わかったよ!」って言いたくなるくらいの親切なコントでした。いや、面白かったんですけどね。ゲラゲラ笑うと言うよりは、ところどころブハッって笑うような仕掛けでした。
「親切な」とはつまり別に褒め言葉でもないんですが、ナンチャンがカーテンコールで言ってたように
「今回の観劇でお客さん達はもう能や狂言を見るスイッチを手に入れた」というわけで、
能楽堂っていう格式高い空間に入れたことも、能の本格的な舞台を目の当たりにしたことも、とても貴重な体験だったと思います。
何より楽屋挨拶に行った時に目の前にお笑い芸人や色んな有名人がいっぱいいて、ガッチガチになったことも貴重な体験(笑)



そして今日(6日)は
風ノ街の3月公演『旅行代理店大爆発』でした。


いやー、、、


笑った!!

文句無しに爆笑できる、ものすごく面白い公演でした。

何あれ???
どうやったらあんなのできんの???

稽古風景を見とけばよかったと思いました。
あんな空気感どうやって作るんだよ!知りたいよ!!
何も難しいことは考えなくても良し、ただ笑って楽しめば正解、みたいな。
喉渇いた時にがぶ飲みする炭酸飲料みたいな後味スッキリ感。
ゲップの代わりに、笑い過ぎてむせました。
夢中になりすぎて思わず声出してツッコミそうになったことも数回。

どんな話?って聞かれたら、説明するのはとても難しい。
でも、見て損は無い!な内容なのは間違いないです。

ただただもったいなかったのは、客席に空席がちらほらあったこと。

もう、面白いんだから、「面白くなかったら怒ってもいいしお金返すからとりあえず見て!」ぐらいの勢いで道行く通行人を引きずりこむ勢いで(例えですよ、あくまで)宣伝すればいいのに、と思いました。
「演技の基本」とか「演じ方」みたいなことで言えば、ヒヤヒヤする場面やもっと改善できそうな部分は色々あったけど、そんなこと気にならなくなるほど、破壊力のあるお芝居でした。

もう、あんなに笑ったのいつぶりだろうってくらい、笑わせてもらいました。
すごいな、カゼマチって!!!

一応自分の後輩達になるわけですが、先輩として偉そうなことは何一つ言えないです、もう、ひたすらすごいぜ、今のカゼマチ。やばいって。










と、こうして振り返ってみると

「新進気鋭の注目若手劇団」
「水戸の演劇界の第一線で活躍する女優達」
「プロの狂言師とプロの芸人達」
「演劇サークルの20代前後の学生達」

と、非常にバラエティ豊かな「演じる人」達のオンパレードだったわけです。


うわー、なんて濃い一週間。超贅沢。


こんな人もあんな人もそんなこともどんなことも、ですよ。
負けてられんなー、ていうか負けたくない!とつくづく思った!!




だから今日は呑む!
前向きになるために必要な手段なのです(笑)

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